短縮URLを作成できるおすすめサービスを紹介!URL短縮のメリット・デメリットも解説

短縮URLは、長いURLを短いURLに短縮して発行するサービスです。

代表的なURL短縮サービスとしてはGoogleの「Google URL Shorter」が有名でしたが、2019年3月30日でサービスを終了しました。サービス終了後も、すでに生成されているURLは機能し続けていますが新規で短縮URLを発行することはできません。

Google以外も短縮URLを提供しているサービスは多数あります。短縮URLのメリット・デメリットも含めて紹介していきます。

こんな人にはおすすめの記事
  • クリックされやすいURLをメールに貼りたい
  • URLが長すぎて、サイトのレイアウトが崩れる
  • SNSの投稿で文字数を節約したい

短縮URLとは?

短縮URLは、長い文字列のURLを文字数の少ない短いURLに変換したものです。短縮URLにアクセスすると合致する元のURLにリダイレクトして転送されます。下記は短縮URLの例になります。

短縮前のURLアドレス
https://netflag.jp/blog/?p=12345678910abcdefghijklmn
短縮後のURLアドレス
https://is.gd/7Qz4Fu

短縮URLのメリット

文字数が短くなり、見栄えがよくなる

短縮URLは、文字数が短くなるので視覚的にシンプルにでき見栄えもよくなります。メールやページの本文中で、紹介しやすくなる他、SNSなど文字数制限がるものは文字数の節約やURLの打ち間違いもなくなるのなります。

また、URLが長くなると改行がされず、サイトのレイアウトが崩れてしまうことがあります。そういった問題も短縮URLにすることで回避できます。

クリック数、時間帯、エリアなど計測できる

短縮URLサービスによっては、クリック数やクリックした時間帯、エリアを計測できるものもあります。無料サービスでも計測機能がついているものはあるので、効果測定が手軽にできます。

短縮URLのデメリット

サービスが終了すると利用できなくなる

利用している短縮URLサービスが終了すると、過去に生成した短縮URLがリンク切れになってしまうことがあります。サービスによってはリンクの有効期限が設定されているものもあるので注意してください。

生成された短縮URLは変更できない

1度作成した短縮URLリンクは削除することができません。例えば、サイトのドメイン変更をした際に、短縮URLのリンク先は変更されません。

リダイレクトが発生し、表示速度が遅くなる

短縮URLでは、元URLへのリダイレクトが発生します。サイト表示速度が遅くなるので、ユーザにとってはストレスに感じることがあります。

おすすめのURL短縮サービス

URL短縮サービスには、運営が企業から個人に至るまで幅広くあります。サービスによって使い方や機能が違うので、目的にあったサービスを選ぶようにしてください。

Ow.ly

Ow.lyは、Googleが推奨している短縮URLサービスの一つです。カナダにあるスイートメディア社が運営している複数のSNSへ同時投稿や予約投稿が行えるSNS管理サービス「Hootsuite」内で短縮URLを作成できます。短縮URLに有効期限はありませんが、URLをカスタマイズすることはできません。

無料プランでは短縮URLを利用することはできますが、アクセス解析は有料プランでないと使用することができません。

投稿画面

テキストボックスに短縮したいURLを入れて「Shorten with Ow.ly 」をクリックすると短縮URLが生成されます。

Ow.lyの概要
  • URL例:http://ow.ly/〜
  • アカウト登録:有(SNSアカウントの連携も必要)
  • URL有効期限:無
  • URLカスタマイズ:無
  • アクセス解析:有料のみ

bitly

bitlyは、短縮URLに特化したサービスです。SSL化された短縮URLが生成されるので、通信内容の改ざんなどのリスクを軽減できるので、安心して利用することができます。

BitlyはトップページにあるテキストボックスにURLを入れるだけで、短縮URLが生成されます。短縮URLもカスタマイズすることができ、独自ドメインを使用することも可能です。全く違うドメインで短縮URLよりも、ユーザに信頼されるドメインの方が、クリック率の向上にも繋がります。

Bitlyの概要
  • URL例:https://bit.ly/〜
  • アカウト登録:無
  • URL有効期限:無
  • URLカスタマイズ:有 (ユーザ登録が必要)
  • アクセス解析:有(ユーザ登録が必要)

urx.nu

urx.nuは、国産の短縮URLサービスです。URLの有効期限も期限なし〜7日間と細かく設定でき、QRコードも生成されます。短縮URLへのアクセス数は、週間、月間、年間単位で計測されグラフで表示されます。また、urx.nuではGoogleマップ、ウィキペディアは、住所やキーワードを入力するだけで短縮URLを生成する機能があります。登録不要でURLやキーワードを入れるだけで、簡単に短縮URLが生成できます。

urx.nuの概要
  • URL例:http://ur0.work/〜
  • アカウト登録:無
  • URL有効期限:選択可
  • URLカスタマイズ:無
  • アクセス解析:有

Bit.do

Bit.doは、ブラジル(www.insite.com.br)を拠点とするインターネットソフトウェア開発会社が運営しています。生成される短縮URLは「http://bit.do/以降」の文字列を自由に変更できます。使用するのに登録が必要ですが、アクセスした元のIPアドレス、国、アクセス時間を確認することができます。

Bit.doの概要
  • URL例:http://bit.do/〜
  • アカウト登録:無
  • URL有効期限:選択可
  • URLカスタマイズ:無
  • アクセス解析:有

TinyURL

TinyURLは、登録不要で無料プランもある短縮URLサービスです。無料プランと有料プランの違いは、追跡できるTinyURLの数、独自ドメインの使用、モニタリング機能の強化になります。大量に短縮URLの発行、詳細なモリタリングが必要でなければ、十分無料プランでも活用できます。

TinyURLの概要
  • URL例:http://tinyurl.com/〜(httpsのドメインもあり)
  • アカウト登録:無(一部あり)
  • URL有効期限:無
  • URLカスタマイズ:有
  • アクセス解析:有

ux.nu

ux.nuは、ゲヒルン株式会社というセキュリティコンサルティングやレンタルサーバーサービスの企画・管理・運営・販売を行っている日本の企業が運営しています。

トップページはURLを入力するテキストボックスのみですが、「設定」のリンクをクリックするとクッションページを設定条件が表示されます。

デフォルトでは「ホワイトリスト以外のURLでクッションページを有効にする(標準)」となっているので、不要であれば「すべてのURLでクッションページを無効にする(非推奨)」を選択してください。

シンプルなので、とりあえず短縮URLを作ってみたい方にはおすすすめです。

ux.nuの概要
  • URL例:https://ux.nu.do/〜
  • アカウト登録:無
  • URL有効期限:無
  • URLカスタマイズ:無
  • アクセス解析:無

Tiny.cc

Tiny.ccは、URLを短縮、追跡、管理する機能に特化したサービスです。短縮URLを作成するだけであればアカウント登録は不要です。登録することで週間、月間でのトラフィックや短縮URLの管理(リンクの編集やタグ付け)ができます。

Tiny.ccの概要
  • URL例:https://tiny.cc/〜
  • アカウト登録:無(一部の機能で登録が必要)
  • URL有効期限:無
  • URLカスタマイズ:有
  • アクセス解析:有(登録が必要)

is.gd

is.gdは、登録不要で、短縮URLの生成はもちろん、リンクのアクセス解析までできます。アクセス数は週間、月間、年間(1年間)で確認でき、リファラーや国、ブラウザ、OS、曜日や時間帯単位でも確認することができます。UIもシンプルで動作も速いのでおすすめです。

is.gdの概要
  • URL例:https://is.gd/〜
  • アカウト登録:無
  • URL有効期限:無
  • URLカスタマイズ:有
  • アクセス解析:有

00Min

00Minは、登録不要で短縮URLが使用できます。短縮URLの有効期限は発行日から366日となっています。有効期限を延長する場合は、サイトへの登録が必要で1年毎に330円必要になります。アクセス解析機能もあり、分単位での集計期間を絞り込むことができます。

00Minの概要
  • URL例:https://00m.in/〜
  • アカウト登録:無(一部の機能で登録必要)
  • URL有効期限:有(延長は有料)
  • URLカスタマイズ:有
  • アクセス解析:有

特定のサービス内で使える短縮URLサービス

ECサイトなどサービスによってはURLが長くなることがあります。URLが長くなってしまうことを懸念してサービス側から独自の短縮URLをサービスを提供している場合もあります。

有名なサイトのドメインであればユーザも安心してアクセスすることができますので、上手に活用しましょう。

amzn.to(Amazon.com)

amzn.toは、Amazon.comが提供する短縮URLサービスで、Amazonの商品URLを短縮することができます。amzn.toは全世界共通の規格のAmazon用のURL短縮ドメインです。

amzn.toを使用する場合は、、Amazonが独自に依頼している短縮URLサービス「bitly」を利用します。「bitly」にアクセスしてAmazonの商品URLを入れると自動的に「amzn.to」の短縮URLが生成されます。

fb.me(Facebook)

fb.meは、「FacebookのプロフィールURL」などFaceBookでのURLを短縮するものです。チラシや名刺といった紙媒体に短いURLで掲載することで見た目も良くなりアクセスしやすくなります。

fb.meは特別な作業はいらず、URLの「www.facebook.com」の箇所を「fb.me」に置き換えれば短縮URLに変換できます。

r10.to(楽天)

r10.toは、楽天のフィリエイトリンクに使用するの短縮URLです。r10.toは楽天アフィリエイトにアクセスして対象商品を選び、リンクタイプの「短縮URL」をクリックすることで生成されます。

※短縮URLの有効期限は10年となっています。

t.co(Twitter)

t.coは、Twitterで共有するリンクの短縮URLです。TwitterにURLを貼り付けた場合に半角30文字以上は省略されます。Twitterで貼り付けたリンクは自動的にhttp://t.coリンクに短縮されます。

youtu.be(YouTube)

youtu.beは、YouTubeが公式に提供している短縮URLです。YouTubeの動画URL「http://www.youtube.com/watch?v」の部分を「http://youtu.be/」に書き変えて短縮します。

目的に合わせて短縮URLサービスを選びましょう

長いURLを短縮URLに変更することで、視覚的にも分かりやすく見せることが出来ます。

その反面、短縮URLの最大デメリットはサービスが終了するとリンク切れになってしまうことです。極力、運営会社の体制がしっかりとしているサービスを選ぶようにしましょう。

以上、「短縮URLを作成できるおすすめサービスを紹介!URL短縮のメリット・デメリットも解説」でした。

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