検索クエリとは?キーワードとの違う検索意図を理解する

「検索クエリ」と「キーワード」は違うということを理解していますか?
検索クエリは、SEO対策をする上でしっかりと理解しなければなりません。

今回は、検索クエリとキーワードの違いや検索クエリの調査方法や活用方法について紹介します。

検索クエリとは?

検索クエリとは、Googleなどの検索エンジンで検索窓に入力した単語や複合ワードなどを示します。SEO対策やGoogle広告でも、検索クエリを入力したユーザの目的や意図を理解して施策を考える必要があります。

例えば、椅子を探している人でも目的や意図によって検索クエリがことなります。

  • 椅子 おしゃれ
  • 椅子 疲れない
  • 椅子 アンティーク
  • 椅子 運動
  • 椅子 パソコン

椅子にデザイン性を求める人もいれば、疲れないや運動ができるといった機能性を求める人もいて、検索意図が異なると検索クエリも異なることが分かります。

検索クエリは、主に3つの種類に分類できます。

  • ナビゲーショナルクエリ(案内型)
  • トランザクショナルクエリ(取引型)
  • インフォメーショナルクエリ(情報型)

ナビゲーショナルクエリ(案内型)

Goクエリとも呼ばれ、特定のサービスやサイトにアクセスしたいことを示すクエリのことを指します。

例)「楽天」、「Amazon」

トランザクショナルクエリ(取引型)

Doクエリとも呼ばれ、商品購入や問い合わせなど具体的なアクションを示すクエリのことを指します。

例)「化粧品 購入」、「メガネ 通販」

インフォメーショナルクエリ(情報型)

Knowクエリとも呼ばれ、商品購入や問い合わせなど具体的なアクションを示すクエリのことを指します。

例)「化粧品 購入」、「メガネ 通販」

検索クエリとキーワードの違い

検索クエリ」は、ユーザが検索エンジンを使って検索窓に入力する語句のことを指します。
キーワードはその語句のことを示します。マーケティングやSEO関係者であれば、検索クエリという言葉は度々でてきますが、一般的な人であれば、検索クエリという言葉を使うことは殆ど無いと思います。

検索する際に使うキーワード=検索クエリと認識していれば、特に問題はないでしょう。

検索クエリの調べ方

検索クエリを調べる方法は、主に3つの方法があります。

1. サーチコンソールで検索クエリを調べる

サーチコンソールでは、ユーザがどういった検索クエリで自サイトに流入してきたのか知ることができます。

サーチコンソールにアクセス > 検索パフォーマンスで検索クエリの一覧が表示されます。

検索パフォーマンスで検索クエリの一覧

また、検索クエリの「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR(検索結果上のクリック率)」「平均掲載順位」も確認することができます。フィルタ機能もあるので、条件を設定して検索クエリを細かく分析することもできます。

2. Googleアナリティクスで検索クエリを調べる

Googleアナリティクスでは、サーチコンソール連携することで自サイトの検索クエリを確認することができます。集客>Search Console>検索クエリを選択すると、検索クエリの一覧が表示されます。

3.Googleキーワードプランナーで検索クエリを調べる

Googleキーワードプランナーは、Google広告にあるキーワード分析や調査を支援するツールで、月間検索ボリューム数やキーワード候補を見つけることができます。

Googleキーワードプランナーの使い方
  1. エキスパートモードに切り替える
  2. キーワードプランナーを開く
  3. キーワードを見つける
  4. 抽出結果を確認する

具体的なGoogleキーワードプランナーの使い方はこちら

SEO施策で検索クエリを有効活用しましょう!

GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスでは、自サイトにどんな検索クエリで流入することを知ることができます。狙った検索クエリで上位表示できていない場合は、テーマがズレていたりや必要な要素が足りていないことがあります。競合サイトも比較しながら検索クエリから検索意図を理解し、最適解となるコンテンツやランディングページを作りましょう。

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