普段使用しているGoogle検索ですが、検索条件を指定することでより詳細な検索結果を得られるGoogleの検索オプションをご存知でしょうか。
- Googleで効率よく検索したい人
- Google検索オプションについて知りたい人
- Google検索コマンドについて知りたい人
検索条件を指定することで、効率よく求めるページへとアクセスできるようになります。
今回は、Google検索がより便利になる検索オプションについて紹介していきます。
Google検索オプションを使った検索方法とは
検索結果の精度を上げる方法として、「検索オプション」と「Google検索コマンド(検索演算子)」があります。GUIで検索条件を設定するか、検索窓にコマンドを入力して条件を設定する方法になります。今回は、よく利用するものから順に紹介していきます。
1. 検索オプションによる設定
検索オプションでは、表示されている条件にキーワードを入力したり、選択することで検索結果を絞り込むことができます。
キーワードの絞り込み
- すべてのキーワードを含む
- 語順も含め完全一致
- いずれかのキーワードを含む(キーワード間に自動でORが入る)
- 含めないキーワード(キーワードの冒頭に -が入る)
- 数値の範囲
の指定ができます。
検索結果の絞り込み
- 言語
- 地域
- 最終更新日
- サイトまたはドメイン(特定のサイト内やドメインの種類を指定)
- 検索結果の範囲(ページ全体、ページタイトル、URLなどを指定)
- セーフリサーチ(アダルトコンテンツの除外)
- ファイル形式(.pdf、.xlsなど)
- ライセンス(営利目的が可能など)
の条件を指定することができます。
2. Google検索コマンド(検索演算子)による設定
Google検索コマンドでは、通常の検索窓にコマンドを入力するだけで検索条件を指定することができます。検索オプションと違い設定画面を開かずに指定できるので、慣れてくると便利な機能です。
実際の検索結果も示しながら紹介していきます。
1)完全一致で検索する
“キーワード”
検索したいキーワードをダブルクォーテーション「””」で囲むことで完全一致する文字列が含まれる検索結果が表示されます。
例えば、”キーワード”で検索すると、文字列が含まれているページが表示されます。
「ラーメン」を検索した例2)含めないキーワード
キーワード -含まないキーワード
検索結果から除外したいキーワードの先頭に「-(マイナス)」を付けます。
例えば「ラーメン -豚骨」で検索すると、豚骨を含まないラーメンに関するページが表示されます。
「ラーメン -豚骨」を検索した例3)いずれかのキーワードを含む
キーワード OR キーワード
キーワードとキーワードの間にORを入力することで、いずれかのキーワードが含まれるページを表示します。
例えば「ラーメン OR 中華そば」で検索すると「ラーメン」または「中華そば」を含むページが表示されます。
「ラーメン OR 中華そば」を検索した例4)数値を指定する
キーワード 300ml..500ml
2つの単位付きの数値との間に2つピリオード(.)挿入します。
例えば、「トマトジュース 300ml..500ml」と検索すると300ml、500mlのトマトジュースを含むページが表示されます。
「トマトジュース 300ml..500ml」を検索した例5)特定のサイト内を検索
site: サイトのドメイン名
サイトのドメイン名に「site:」を付けて検索すると、タイトルタグ(<title>)内にキーワードが含まれるページを検索します。
例えば「site:https://netflag.jp」で検索すると、該当するページが表示されます。
「site:https://netflag.jp」を検索した例6)キーワードがページタイトルに含まれている検索
title:キーワード
キーワードの冒頭に「title:」付けると、タイトルタグ(<title>)内にキーワードが含まれるページを検索します。
例えば「title:ラーメン」で検索すると、タイトルタグに「ラーメン」が含まれるページが表示されます。
「title:ラーメン」を検索した例また、複数キーワードをタイトルタグに含む場合は「allintitle:」を冒頭に付けます。
allintitle:キーワード1 キーワード2...
例えば「allintitle:ラーメン 豚骨」で検索すると、タイトルタグに「ラーメン」と「豚骨」が含まれるページが表示されます。
「allintitle:ラーメン 豚骨」を検索した例7)キーワードがページ本文に含まれている検索
intext:キーワード
キーワードの冒頭に「intext:」付けると、本文内にキーワードが含まれるページを検索します。
例えば「intext:ラーメン」で検索すると、本文に「ラーメン」が含まれるページが表示されます。
「intext:ラーメン」を検索した例8)類似しているページを検索
related:サイトのドメイン名
ドメイン名の冒頭に「related:」付けると関連するページを検索します。
例えば「related:yahoo.co.jp」で検索すると、「yahoo.co.jp」に類似しているページが表示されます。
「related:yahoo.co.jp」を検索した例9)直近のキャッシュを表示
cache:サイトのURL
サイトのURLに「cache:」付けるとGoogleでキャッシュされたバーションが表示されます。
例えば「cache:netflag.jp」で検索すると、「netflag.jp.」の直近にキャッシュされたバージョンが表示されます。
「cache:netflag.jp」を検索した例10)アンカーテキストを検索
inanchor:キーワード
キーワード冒頭に「inanchor:」付けると、キーワードを含んだアンカーリンクを設置しているページが表示されます。
例えば「inanchor:ラーメン」で検索すると、「ラーメン」というアンカーリングが設置しているページが表示されます。
「inanchor:ラーメン」を検索した例11)URLを検索
inurl:キーワード
キーワード冒頭に「inurl:」付けると、キーワードを含んだURLのページが表示されます。
例えば「inurl:yahoo」で検索すると、「yahoo」のURLを含んだページが表示されます。
「inurl:yhaoo」を検索した例12)グラフを検索
graph for 数式
「graph for 数式」を入力すると、数式で表すグラフがあるページを表示します。
例えば「graph for y=x^3」で検索すると、「y=x^3」を表すグラフのあるページが表示されます。
「y=x^3」を検索した例13)あいまい検索(ワイルドカード)
*キーワード
一部不明な箇所に「*(アスタリスク)」を入れることで、あいまい検索をすることができます。
例えば「*カード」で検索すると、「◯◯カード」というキーワードがあるページを表示します。
「*カード」を検索した例検索オプションを活用して効率良く検索をしよう
以上、「Google検索オプションを使った検索方法とは?目的の検索結果に最短でアクセス」でした!
検索オプションを上手に活用することで、欲しい情報に素早く辿り着けるようになります。
今回は、私自身が使えるものを厳選して紹介しましたが、まだまだ便利な検索方法はあります。
一度に全てを覚えることは、大変なので頻度の多い検索から順に対応していくようにしましょう。